(発達検査)WISK検査を受ける 小学3年生

発達障害

長男の学校では特別教室へ通うには

WISC検査の検査結果が必要になようで

(ある程度の数値がないと支援学校や支援級を考えないといけなくなるそうです)

WISC検査を受けることになりました。

長男が通っている発達の病院ではWISC検査はしていなく、

簡易的なものだったので、

別のところを探すことに。

スクールカウンセラーの先生が別のお母さんからいいと聞いたところに

連絡することに。

するとすぐに空きがあったので、2日後に検査を受けることに。

しかもここは

自宅での検査が受けられます

我が家でWISC検査を受けることにしました。

WISC-Ⅳ知能検査と、オプションで認知機能テスト

を受けることに。

WISK検査を自宅で受ける

その日は土曜日で観たいテレビがある日だったんですが、

それが観たいど駄々を一度こねたようですが、

注意されると素直に聞き入れたようです。

その日のうちに

検査結果を見せてもらい、

詳しい報告は書面を1週間ほど後に送りますとのことでしが、

事細かいところまで、その日に説明を受けました。

このWISCをしてくださった先生が面白くいい方でした。

自宅でWISC検査ができたことで

本人もリラックスして出来ただろうし、

これまでの経緯や長男の事など、私の話しも聞いて下さり。

なんだか、私がカウンセリングしてもらった気分にもなり、

気持ちが少し楽になりました。

「WISC-Ⅳ知能検査」

  • 言語理解(VCI)・・・121
  • 知覚推理(PRI)・・・95
  • ワーキングメモリー(WMI)・・・94
  • 処理速度(PSI)・・・94
  • 全検査(FSIQ)・・・103

「認知機能テスト」

  • (計画性の課題)・・・平均的
  • (抑制力の課題)・・・平均と標準域を下回る

IQの平均が100で90~105の間が平均だったかな?

まぁ平均の中にはいるので、数値的には平均の中にはいるという分類のようです。

言語理解領域というが121と高いそうです。

(東大レベルですよと言われ、長男がググりだす)

ただ

他は94あたりと知的能力にアンバランスがあるそうで、

このアンバランスが長男のややこしやの原因のようです。

「形の認識」のような純粋な視覚認知は不得意で、

音や身体で覚えるというような方法がオススメとのこと。

そして、

認知機能テストの「抑制力の課題」は標準を下回ったそうで、

干渉刺激が増えるととたんにやりにくくなる。と。

「複数の作業を同時にやりなさい」

がとても苦手で、

「複数の作業を同時にできない」

「できない自分」

「自信がなくなる」

となるそうです。

複数の事を同時に行わず、

しっかり1つのことを終わらせる。

複雑なものはシンプルに整理して提示する。

検査の様子から、

「視覚刺激」に対して反応しやすい傾向があるそうです。

いろんな目からの刺激で落ち着きがなく、

集中できない。

このタイプの子は一番前の席の廊下側。

隣におせっかいな子が廊下の方に座ってくれると尚可。

だそうです。

このことを担任の先生にお願いすると、

「あいにくうちのクラスにおせっかいをしてれるタイプの子がいませんで…

と言われました(笑)

「視覚刺激がある」「複数の作業を同時にが苦手」はすごく納得で。

あれやこれやと思い当たることが。

(お仕度遅いって怒られるのもこのあたりが理由ですね。)

ADHDの

不注意(集中力のなさ)、多動性(落ち着きのなさ)

のもろもろの原因のような気がします。

来ていただいた先生に言わせれば、

「検査結果だけみれば、よくいるやんちゃな男の子の特徴で

なんで検査必要?って思うんだけどって言いたいくらい」

とおっしゃってくれました。

「授業中うろうろして何が悪いねんくらい思うけど」

ぼそっとおっしゃってくれました(笑)

「でも、

出来ないことばかりにフォーカスするのでなく、

今回言語面が得意ということがわかったので、

そこを伸ばしてあげることを考えてあげてね」と。

「ただ、

反対の言い方をすると、

地頭力はいいと。

でもそれでカバーできるのは小学生の中学年くらいまで。

高学年になると、やっぱり地道に勉強しないとついていけなくなるので、それまでにどうもっていってあげるかだよねー」と。

私が一番気になっている点です。

長男は妙に自信家のところもあります。

口だけは達者なので、

出来ないことの理由付けだけは上手です。

本来のめんどくさがりで、運動も苦手なところは

今はカバーできても、そんなのは続きません。

そこでまたプライドが大きく傷つき

自尊心の低下につながってしまうんじゃないか。

それが思春期に起こる一番の懸念点です。

「特別教室へ通うのがかわいそう」

「薬を飲ますなんてそんなこと・・・」

そんな風にも最初は思ったことですが、

それって周りの目を気にした親の勝手な思いだなと。

検査を受けたことで、長男のためってどうしたらいいかを考えるようになりました。

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